特設 映画「三里塚のイカロス」をめぐって = 当事者としての証言 =
2017年9月、代島治彦監督作のドキュメンタリー「三里塚のイカロス」が全国のミニシアターで公開されました。
今から約40年前、私たち、当時の学生と青年労働者は農民とともに三里塚空港絶対反対を掲げて闘い、一旦は政府の強行開港を実力で阻止しましたが、大きな犠牲を払った闘いはその後、後退を余儀なくされていきます。闘いの当事者である私たちより、少し若い世代の代島治彦監督が、今回、この映画を作ってくれたことに心から感謝しています。
三里塚闘争・当事者としての証言です。
- 【対談】平田誠剛×代島治彦 「終わってないんだ!!」
(2017/09/30 於シアター・イメージフォーラム)
- 平田誠剛氏は主要な出演者。開港阻止闘争で管制塔に駆け登った15人の中の1人で、8年間の投獄に耐えた人です。2017年9月30日、上映後のトークイベントで代島監督と対談し、映画の中では自制していた思いも含めて、心境を語りました。
- 【対談】音声ファイル
- 対談の音声ファイルです。(28分)
◎ 感想2篇 久下格◎
- 当事者としての私 =「三里塚のイカロス」をめぐって(1)= (2017/09/12 facebookで公開)
- 映画を観て揺さぶられた私は、facebookに感想を書きました。
- 誰がイカロスか? =「三里塚のイカロス」をめぐって(2)= (2017/09/19 facebookで公開)
- facebookで公開した私の文章に、代島監督自身がコメントを寄せてくださったほか、多数の仲間から様々な感想が届きました。私はお返事の意味をこめて2度目の文章を書きました。
◎ SPECIAL THANKS!! 仲間たちの感想 ◎
- 墜ちてもなお、飛ぼうとしてこそ 岡野 純一 (2017/10/18)
- 関西の大学在学時代に三里塚闘争を闘い、今は千葉県にお住いの岡野純一さんが facebook にお書きになった文章を「窓」で公開することを許可してくださいました。大変ありがとうございます。「三里塚のイカロス」公開を機に、あの時代を闘った仲間たちが今も未来を見据えて歩んでいることを知ったことは何よりの喜びです。
- しばらくは激しく心が揺さぶられそう 武部 伸一 (2017/10/18)
- 千葉在住だった高校生時代に三里塚闘争と出会いった武部伸一さんが facebook にお書きになった文章を「窓」で公開することを許可してくださいました。大変ありがとうございます。 あの時代、たくさんの高校生が(まれには中学生も)社会運動に参加してきたのですが、武部さんも私もその一人でした。