集団的自衛権行使容認閣議決定後、大田九条の会は7月4日(署名68筆)、6日(署名84筆)で宣伝行動を行った。
どの日も約1時間で署名がこれだけ集まっている。そして、信号を渡ろうとしている人が、駆け寄ってきて署名したり、子連れの若い父親や母親が「この子が大きくなるときに戦争に連れていかれそうで怖い」と署名をしてくれる人や高校生などが近寄ってきていろいろ質問してくるなど若い人たちの間で関心が高まっているのを感じた。
シール投票「憲法を変える」反対48 賛成3
8月15日は大田区平和都市宣言記念花火大会が行われる日だ。この日は午後4時30分〜6時まで蒲田駅西口で宣伝。花火見物に行く人たちに署名と同時にシール投票も呼びかけた。子供3人連れの家族は5人で「憲法9条があるから今があるんだよね」と署名とシール投票。「夫は自民党員で議員もしてきた。でも今の安倍さんは怖い」と語り、署名をしてくれた。日本国籍とアメリカ国籍を持っているという青年は「日本人の立場で考えれば今の憲法は素晴らしい。でもアメリカ人の立場からは、アメリカの青年の血ばかりが流れている」と悩みながら「やはり、アメリカが自由と民主主義を守るためにテロリストと戦っていることを支持しているから日本の憲法を変える」と賛成にシール投票をした。日本の若者たちもこれからこう言って戦場に行く自分を納得させるようになるのだろうかと思うととても恐ろしくも複雑な気持ちになった。署名は、69筆集まった。
10月5日は区内九条の会勢ぞろい行動
9月7日は、雨が降ったり止んだりの天候だったが。若い夫婦で揃って次々署名してくれ署名は73筆集まった。若い女性は、堰を切ったように「安倍さんは良いこというけど、やっていることはひどい」と語り掛け、「親戚に自衛隊がいるので、戦争になったら行かなければならないから今の動きを止めたい」と署名してくれた。
10月5日には、区内9条の会が勢ぞろいして午後1時30分から蒲田駅西口で宣伝行動を行う。是非多くの人の参加を呼びかけたい。
(大田九条の会・藤村妙子)