放射線量の常時計測を再開しました
2016/11/16
福島原発事故後、一時期、東京都大田区で行っていた空間放射線量の常時計測を京都近郊で再開しました。
グラフは5分ごとに更新されます。ページを更新すると最新のデータがご覧になれます。
- 計測機器
- ガイガーカウンター Black Cat Systems:GM-10
- グラフの見方と計測単位(CPM)について
- 赤い線が1分ごとの計測値、緑の線は平均値です。
- 計測単位CPM(counts par minute)は、1秒間のあいだに計測器を通過した放射線の数を表しています。CPMを人体に対する放射線の影響値を表すシーベルトに換算するには、放射線の種類を特定する必要がありますが、ガイガーカウンターは放射線の種類を特定できないので、正確な換算はできません。Black Cat Systems 社は発生源をセシウム137と仮定した場合の換算係数(0.00833)を公表しています。
- CPM * 0.00833 = uSv/hr (仮に10CPMなら 10 x 0.00833 = 0.0833 約0.083マイクロシーベルト/時ですね。)
- この換算式が示す値は、手元にある国産計測器(クリアパルス社製 Mr.Gamma)に比べ約3~4倍になります。GM-10の計測値を換算したシーベルト値は実際より相当高めかもしれません。
- 測定場所と測定条件
- 京都府亀岡市
- 北緯35度0分, 東経135度30分
- 木造平屋建 1階の室内
- Rad Map
- Black Cat Systems 社は自社製品から送られてくる数値を、リアルタイムで Google Map 上に表示する仕組み(Rad Map)をつくっていて、2016年11月17日現在、世界37か所から送られてきたデータが表示されています。(うち18か所は日本から)。京都近郊から送った私のデータもしっかり載っていて少し嬉しい。(ハハッ)
- Rad Map は下記ページ。(ページの上の方は宣伝等。少し下にスクロールすると地図がみつかります)。
- → Rad Map